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天空の扉:伝説の都市を目指す冒険ファンタジー漫画の魅力とは?

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あなたは、どんな願いでも叶えられるという伝説の都市『天空の扉』を知っていますか?

この都市は、空に浮かぶという不思議な存在で、その場所や姿は誰も見たことがありません。

しかし、その都市に辿り着けば、どんな夢も叶うという希望が人々を惹きつけてやみません。

 

そんな伝説の都市を巡る、壮大な冒険ファンタジー漫画が『天空の扉』です。

この漫画は、KAKERUさんという人気漫画家が描いており、全136話・全19冊にわたって連載されました。

この記事では、この漫画のあらすじや登場人物、そして読むべき理由を紹介します。

 

あらすじ:人間に絶望した「雷光の勇者」レイの野望を阻止せよ!

『天空の扉』の主人公は、ルーシュ・モーデリアという少年です。

ルーシュは、超高速移動魔法「マクロドライブ」の使い手で、その能力を生かして様々な依頼をこなしています。

ある日、ルーシュは「雷光の勇者」と呼ばれる男・レイから依頼を受けます。

レイは、かつて人間界を救った英雄でしたが、その後人間に裏切られて絶望しました。

レイは、天空の扉に辿り着いて神になり、人間界を滅ぼそうと企んでいます。

ルーシュはレイの正体に気づかずに依頼を引き受けますが、途中でレイの野望を知ります。

ルーシュはレイを止めるために旅立ちますが、その途中で様々な仲間や敵と出会います。

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登場人物:個性豊かなキャラクターたち

『天空の扉』には、個性豊かなキャラクターたちが登場します。

以下に主要な登場人物を紹介します。

  • ルーシュ・モーデリア:主人公。「マクロドライブ」という最高速度マッハ50の長距離移動魔法を継承する一族「モーデリア家」の息子。ただし、出力が大きすぎて自分自身や味方を運ぶには危険すぎるため、作中ではもっぱら「羽毛(石ころ以上の物体だと衝撃波で自分も巻き込まれる)」を撃ち出しての長距離砲撃が仕事。姉のルサルカをレイから取り戻すため旅に出る。

 

  • ルサルカ・モーデリア:ルーシュの姉で仲間。水系魔法「ウォーター」の使い手。可愛らしくて優しい女の子。ルーシュと一緒に旅することを夢見ている。「天空の扉」を目指すレイにさらわれるが、鳴り物入りで登場した六大軍団長を単独で全滅させうる実力者であり、食わせ物ではない。

 

  • マギア・ドトーレ:ルーシュの幼馴染で親友。様々な魔法を使いこなす魔導士。ルーシュの「マクロドライブ」のような大技こそないものの、使える魔法の幅が極めて広いのが特徴。特に家系上回復魔法を得手としているが、その練習風景は直視に耐えるものではなかったりする。故郷をレイに滅ぼされた後ルーシュに同行する。

 

  • ディアボロ:かつての魔王。勇者レイに討伐されたはずだったが、力の大半を失い小動物同然のマスコットと化している。ただし、以前の魔法知識及び戦略眼は健在。諸事情あってルーシュに救われ、以降レイの野望を打ち砕くため旅に同行する。プリティ☆ベルに登場した「ジロウ・スズキ」同様の「政治家としての魔王」という側面が強く打ち出されている。悪人ではないが、同時に必要とあればどれだけ汚い手も辞さない。

 

  • レイシャ・ソルディドディアボロを伴って魔界を脱した凄腕の剣士。風の魔法も得意としており、前述の世界観上攻防に大活躍する。ルーシュに惚れているようないないような微妙な言動を取る。

 

  • スタンピード:ルーシュの友人で行商人。立派な鎧にポールアックスを持っておりパッと見戦士っぽいが、戦闘経験はほとんど皆無。行商に出ていたため、レイの襲撃から難を逃れる。以降馬車の御者としてルーシュたちの足となる。

 

  • レイ:「雷光の勇者」の異名を取る勇者。かつてルーシュの父ルイと共に魔王ディアボロを倒すも、その後彼の存在を疎んだ人間に毒を盛られ仲間たちと共に死亡。なぜか彼だけ蘇り、レイシャの姉などの魔族を洗脳し、空に浮かぶという伝説の「天空の扉」を目指すべくルサルカを誘拐する。「勇者が悪、魔王が味方」という最近のフィクションではありがちなパターンではあるが…。

 

  • ゴブリン:本作のマスコット(?)。一般的にイメージされるゴブリンとは違い、人間のくるぶしぐらいの身長しかない犬のような頭にヒラヒラの服を纏った愛らしい小動物である。ただし、その性質はいわゆるGを遥かに上回る繁殖力
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繁殖力とテレパシー:ゴブリンの恐ろしい特徴とは?

『天空の扉』に登場するゴブリンは、一般的にイメージされるゴブリンとは違い、人間のくるぶしぐらいの身長しかない犬のような頭にヒラヒラの服を纏った愛らしい小動物である。

しかし、その見た目に反して、この魔族は人類最悪の敵と呼ばれるほど恐ろしい特徴を持っている。

それは、繁殖力とテレパシーである。

ゴブリンの繁殖力は、他の魔族を遥かに上回るものである。

ゴブリンは、一度に何百もの卵を産み、それが数日で孵化する。

そして、孵化したゴブリンは、すぐに成体と同じ大きさになり、繁殖可能となる。

つまり、ゴブリンは数日で何倍もの数に増えることができるのである。

そのため、ゴブリンは食料や住処を求めて人間の土地に侵入し、農作物を食い荒らし、伝染病をまき散らす。

有史以来、実質的に最もたくさんの人間を葬って来た魔族である。

 

ゴブリンのテレパシーは、人間を始めあらゆる知的生命体と会話可能な能力である。

しかし、その性格は肥大しきったプライドと中途半端な知性で恐れを忘れた傲岸極まりない代物であり、人間の恐ろしさを欠片も理解していない。

そのため、ゴブリンは人間に対して挑発的な言動を取り、余計にあっさり殺されることになる。

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ゴブリンとルーシュたち:笑いと涙の交流とは?

『天空の扉』では、ゴブリンはルーシュたちの旅路に何度も現れるが、そのほとんどがコミカルな場面である。

例えば、ルーシュが「マクロドライブ」で羽毛を撃ち出してゴブリンを吹き飛ばしたり、ディアボロが魔法でゴブリンを焼き尽くしたり、レイシャが剣でゴブリンを切り裂いたりするシーンなどがある。

これらのシーンでは、ゴブリンが臓物まき散らして死ぬか、脱糞してあわあわ震えているかのどちらかであり、読者を笑わせる効果がある。

 

しかし、『天空の扉』では、ゴブリンとルーシュたちの交流は笑いだけではなく、涙も誘う場面もある。

例えば、ルーシュがレイからルサルカを救出する際に協力したゴブリンや、ディアボロが自分の過去を語った際に感動したゴブリンや、レイシャが自分の仲間だったゴブリンと再会した際に涙したゴブリンなどがある。

これらのシーンでは、ゴブリンが人間や魔王と心を通わせたり、自分の仲間や家族を想ったりすることで、読者の感情を揺さぶる効果がある。

 

まとめ:ゴブリンは本作の世界観を如実に表す存在!

『天空の扉』に登場するゴブリンは、人類最悪の敵と呼ばれるほど恐ろしい繁殖力とテレパシーを持つ魔族である。

しかし、その性格は肥大しきったプライドと中途半端な知性で恐れを忘れた傲岸極まりない代物であり、人間に対して挑発的な言動を取り、余計にあっさり殺されることになる。

その一方で、ゴブリンは人間や魔王と心を通わせたり、自分の仲間や家族を想ったりすることもあり、感動的な場面もある。

つまり、ゴブリンは本作の世界観を如実に表す存在なのである。

あなたも『天空の扉』を読んで、ゴブリンとルーシュたちの笑いと涙の交流を見てみませんか?

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